お恥ずかしい話、読書はもともと嫌いなほうで、

40歳後半になって読書の良さを気付いて、

本を読み出しました。

読み出して初めて気付くんですけど、

もっと早くから本読んどけばよかったって後悔してます。


読書はほんとにお薦めしたい。


特に学生さん、これから社会人になるっていうあなたには、

是非読書をする習慣をつけてほしい。

なぜ読書すべきなのか

 人の人生は、長くて100歳で、

経験できることって限られているけれど、

本を読むことで、その本の世界をも経験することができる。

困難な出来事の経験、その困難を克服した経験、

喜びや悲しみの経験。

本を読むことで、いろんな経験、英知を習得することが

できる。

こんなすばらしいことはない。

本を読むことで、感情が豊かになり、人に対して、

誠実に接することができたり、思いやりをもって接することが

できるなり、

また、知識も増え、色々な人生の選択に迫られたとき、

自分ひとりでの判断より、もっと前向きに決断できるようになる。

 想像してみてください。

読書して豊かな人生を送っている自分と

読書をしないで自分の世界の中でしか経験していない自分と

どちらの自分を選びますか?


どんな本を読めばいいのか

 これは、どんな本でも手当たり次第に読んでも、

いいのではないでしょうか。


 自己啓発、文学小説、推理小説、歴史、科学、

いろんな本を読むことで、偏った考え方ではなく、

いろんな考えを柔軟にできるようになるのでは、

ないでしょうか。


今日の書評

「宮本武蔵」

を紹介したいと思います。

 宮本武蔵と言えば、吉川英治先生が書かれたものが

よく知られていると思います。

その本での宮本武蔵は、史実を完全に無視しては

いないものの、あくまで小説での中の主人公であって、

歴史書ではないんですね。

歴史書のイメージを持っていたので、この宮本武蔵を読む前は、

その内容は、宮本武蔵の生涯を描いた作品だと思っていました。

そのため、最後の終わり方が以外にもあっけなかった印象を持ち、

もう終わりなのかと思ってしまいました。

 ただ、武蔵の生き様は、男として心の隅に少しはもっておいた方が、

生きていく上で一本筋の通った生き方ができるようになるのではないでしょうか。

 また、個人的には、登場人物であり、武蔵の友人でもある又八の

生き様や考え方が、自分とだぶる面もあり、少し恥ずかしくなった

感情を受けてしまいました。

宮本武蔵(1) (吉川英治歴史時代文庫) [ 吉川英治 ]

青空文庫版は、こちらをどうぞ。